土壁の中ってこんな風になっていたの!【高度な職人技が必要】~歴史とともに変わりゆく土壁~

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さて、今日のたかやなぎ建設(株)のブログ内容は

【土壁の中ってこうなっていたの!】です。


前回のブログで、古民家リフォームを紹介しましたが、その際に私が一番気になったことといえば、

住宅の壁についてです。


古民家のリフォームの際、築59年と言うこともあり、

壁は歴史ある土壁でした。

今回も前回の古民家リフォームの状況を、土壁の構造と共に

伝えていけたらと思います😊


まず『土壁』とは、名前の通り主な材料は土を主材料としており、

左官工事によって作られる壁の総称です。

地球の至る所に存在する土は入手しやすい材料である為、

世界各地で古くから使用されていたそうです。

余談ですが、日本では、昔から怖いものを順番に表す際に

地震、雷、火事、おやじ』と言うような表現をしていました。

そして、3番目にある火事について、江戸時代の、江戸の町では

火事がとても多く、木造建築より土壁の方が火事が広がりにくいと言われ、

広く使われ、お城や蔵などにも広く使われていたそうです。


色々、調べていると、土壁の構造の図が出てきましたので、

お借りしてきました。


引用『コトバンク』より 

なるほどー😯中がこんな構造になっているのですね。

これを見ただけでも、左官職人の技術がかなり必要に感じますね。



さて、そうこうしている間に、壁を壊し始めました!

まさに中から土が出てきましたね😯

この状態は、土壁の構造からすると、『藁苆(わらすさ)』の工程ですね。


ドンドン壊していきましょう👷


おおっとこれは!骨組みと言えるような、しっかりと縄を絡めた『小舞竹(こまいだけ)』が見えてきました。

このしっかりと編み込まれた小舞竹を見ると

職人の高度な技術を感じられますね🎶

土壁は、火事にも強いとされており、自然素材を使っており、更に詳しく調べると、土壁には調湿作用があるので四季により気温の変化や雨の多い日本の気候にはもってこいの壁だそうです!

しかし、最近の住宅では、土壁を使われることも減りつつあるそうです。

理由は様々ありますが、土壁は経年劣化により、

カビが生えたりひび割れなどが起ることもあるそうで、

定期的にメンテナンスも必要となります。

さらに、土壁は職人の手仕事で、クロスを貼るよりも工期が長引き、

行程を繰り返して完成するまでには2ヶ月~半年ほど期間が

有することもあるそうです。

効率やスピーディーさを求める現代社会には

需要がなくなってきたのかもしれません。


さてさて、そしてリフォームの方に戻ると、

物置だった場所の壁を取り壊した後に、

木下地を組んでいき、そこに断熱材を入れていきます

こちらも均等に手作業で微調整していきます

石膏ボードなどを張り最後にクロスで仕上げです👍

真っ白な壁になり土壁の印象とは全く変わりましたね😊👌


こうして古民家の壁もリフォームされ、

真っ白な壁と黒い柱のコントラストで

とてもスタイリッシュになりました✌️


最近では古民家カフェや和風住宅が増えており

土壁も

・調湿作用

・断熱効果

・防火機能 など、

優れた性能の魅力に注目が集まっているようです😊


家と人を、寒さや暑さから守り、見守り続けている

重要な壁

今回の古民家リフォーム作業をみて感じたことは

家も息をし続け、そして歴史を刻んでいることを感じました。

古民家の良いところは残しつつ、

新しく壁を上塗りし、柱もメンテナンスされ、

そしてまた、新しい人々を守り、家と共に歩んでいくのだと実感しました😊


まとめ

今回は【土壁の中ってこんな風になっていたの!】と題しまして

古民家リフォームの状況と共に、土壁の事をほんの少しですが

ご説明させていただきました。


今後もブログ投稿していきますので、

たかやなぎ建設株式会社を宜しくお願い致します<m(__)m>


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